「放下
18」は世界的に活躍する山海塾の舞踏手として有名な岩下徹さんのソロダンス公演です。もっともシンプルな形での表現方法としての岩下のソロダンスは無音での即興一時間、舞台に立つのは等身大の岩下徹そのひとただ一人。
仕掛けも無い、ストーリーも無い、感じ方は全て見る側にゆだねられ、あまりにもシンプルであるが故に時に観客を不安にすらさせる。「理解をする」のではなく「わかる」ということ。「頭で考える」のではなく「心で感じる」ことさえできれば舞台で踊る岩下の姿は観るものの鏡となり一般的な舞台を見たときの感動とはまた違う充実感、あるいは満足感、それはある種自己を再発見したときの喜びのような感覚に近い感動をお客様には持ち帰っていただけることでしょう。
こうやって文字で説明しようとするととても難解なもののように感じてしまいますが実際はとても単純に「感じること」ができるプログラムです。ダンスの実力は折り紙つきです。はじめてご覧になろうという方には怖くないけど「怖いもの見たさ」で、純粋に「好奇心」でいらっしゃっていただければと思います。
|
このタイトル、いったい何が起こるのでしょうか。全国初の試みです。エポさんとお相手は役者の宮川雅彦さん。キイワードは音楽・唄・お話・風景…。すみませんが、実はまだ何も解からないのです。
しかしながら、札幌から始まるエポさんの新しい表現の世界となることは間違いないようです。
いつも思うのですがEPOさんは今ある自分の音楽・表現に満足することなく常に新しい自分を探し続け、挑戦し続ける、本当に「努力の人」であると思います。その「新しい形」の一つを今回のプログラムで紹介できることは正直とてもうれしい・・・。昔からのファンの方にも今の「
EPO
」を是非見ていただきたい。彼女は紛れも無い「本物」の唄をとどけます。
共演の宮川雅彦さんは03年8月に東京国際フォーラムで行われたミュージカル「星の王子さま」公演にEPOさんとともに出演された役者さんです。(EPOさんは「花」、宮川さんは「天文学者」の役だったそうです。)
旧コンカリーニョの時からお付き合いさせていただいるEPOさんですが、今回のプログラムにあたっては私どもの急な出演のお願いを快くOKいただきました。もちろん本プログラムにもまた別な形で出演いただく予定です。誠にありがたき幸せ。是非いっぱいのお客さんに観ていただき、本プログラムに繋げていきたいと思っております。
|